7月1日金曜日に無事男の子を出産しました!
逆子は結局治らず、7月1日(39週と2日)で帝王切開することが決まっていました。
逆子の中でも足が下になっている状態だったので、自然分娩は無理とのこと。
でその日の朝、8時くらいに家を出る予定だったのだけれど、
朝の4時半に前駆陣痛(軽い陣痛)が始まりました。
帝王切開の日に陣痛がはじまるなんてなんて偶然、でも体が
もう出産の準備ができてたんだね、とNigelと話していました。
朝8時にネルソンの病院についたとき、痛みはまだまだ軽くて、
「予定通り1時半からの帝王切開まで待っててね〜」なんていわれてました。
ところが9時20分ごろ急に本格的な陣痛がはじまって、
助産婦(Midwife)があわてて先生を呼びに行き、9時50分に先生が
チェックした時には子宮口がすでに全開。
「緊急手術の準備!」と予定を変更して10人くらいがバタバタと
集まり、点滴をつけたりガスのマスクをつけたり…
手術室にベッドごと運ばれている間、「何か出てきてる!(something is
coming out!)」と泣きながら叫んでいる始末。
手術室で準備ができたときには赤ちゃんの両足がすでに出てきていて、
「あーこれはもう手遅れ、麻酔をしている時間もない、次の陣痛で
いきんで!」と…
10時25分に出産。
本格的な陣痛がはじまってから1時間のスピード出産でした。
先生と後から話をしたけれど、先生も初産でこんなに早いのは
はじめてだし、足からの逆子を普通分娩でとりあげるのも珍しいと
びっくりしてました。
すべてが超高速でおこったから、体がいきなりぐぐーって変化して
ずっと「痛いー!」と泣き叫んでました(笑)
でも考えてみれば「痛いー」って日本語で言ってたからみんなには
切迫感は伝わらなかったかも?
体重はうまれたときが2330gで小さい低体重児です。
2500g以下の赤ちゃんは特別ケアユニットで検査&お世話をうけて
病院に4泊してきました。
私は帝王切開じゃなかったために終わってからすぐに歩きまわる
こともできたし、赤ちゃんのお世話もできて嬉しかったです。
それと、帝王切開=麻酔だったので、実は前日の夜から
絶食中。産んだ後は「寿司が食べたい!」「お腹すいた!」でした。
いまは1週間たって体重も少し増え2500gに。
まだ泣き声も小さい今のうちが一番かわいいのかもしれません。
写真をおくるとみんな「Nigelにそっくり!」と言ってくれるのですが
「私のお腹から生まれたから私の子で間違いないよな〜」なんて
疑ってしまいます(笑)きっと育っていくうちにわたしに似てくる
時期もあるのかも?
名前は候補が4つくらいあるのだけれど、まだ最終決定はしていません。
実はNZでは8週間以内に名前を決めればいいみたいです。
でもみんなに「名前は?」といつも聞かれるので、そろそろ
決めたほうがいいかも…。
赤ちゃんの顔をながめては「かわいい〜」とヘラヘラしてしまう
親ばかっぷりです。
皆さんの応援、ほんとうにありがとうございました!
あまり赤ちゃんの写真をBlogに載せないほうがいいよ、という
母のアドバイスに従って2枚だけ。
(ちなみにNZでは赤ちゃんによく帽子をかぶせます。特に小さい赤ちゃんは
体温が下がりやすいので帽子は必需品。別に髪の毛がないわけでは
ないのでご安心を…)